政府は女性特有の健康問題に特化した研究拠点を開設しました。女性の健康を推進する司令塔の役割を担います。

　「女性の健康総合センター」は1日、東京・世田谷区にある国立成育医療研究センター内に発足しました。

　妊娠・出産を巡る病気や更年期障害などあらゆる年代の女性の健康問題に特化し、研究や診療を行います。

　また、女性の健康に関するデータを収集し、病気の予防や治療に役立てるほか、相談窓口を開設します。

　センターの開所にあたって小宮ひろみセンター長は「女性の健康対策の司令塔として、諸外国とも連携をとっていきたい」との考えを示しました。