全国の高校生が開発した商品の販売会が、宮城県石巻市で開催されました。

 石巻市の道の駅で開催された販売会には、全国の商業高校などの生徒が授業の一環で企業と開発した商品が並びました。

 このうち石巻商業高校は、地元の水産会社と連携して開発した宮城県産養殖ワカメを使ったポップコーンやパンなどを販売しました。食品ロスの削減につなげようと、商品には収穫前に傷付くなどしてこれまで廃棄されていたワカメを活用しました。

 買い物客「使える物ものは使うっていうのはすごく良いことですし、自分たちも食品は無駄にしないように、これからも色々工夫しながら料理を作っていけたら良いなと思います」

 石巻商業高校高橋広翔さん「フードロスについて知ってもらいたいのと、ポップコーンのおいしさを知って様々な人に広げてもらいたいです」

 石巻商業高校では、売り上げの一部を社会福祉団体に寄付するということです。

 この販売会は、11月28日と29日にもイトーヨーカドー石巻あけぼの店で開催されます。