アルゼンチンやチリなどで「金環日食」が観測され、各地で太陽と月がみせる神秘的な天体ショーに歓声が上がりました。

 太陽の縁だけが光り輝く金環日食が2日、イースター島など南太平洋や南米のアルゼンチンなどで観測されました。

 金環日食は太陽と月、そして地球が一直線に並んだ時に月が太陽を隠しきれず、太陽の周りが光の輪のように見える現象です。

 今回、観測できた各地では、滅多に見られない太陽の様子に大勢が歓声を上げながら空を見上げました。

 国立天文台によりますと、日本で次に金環日食が見られるのは2030年の6月1日だということです。