9日に石破総理大臣が衆議院を解散し、27日には衆議院議員選挙の投開票が行われる見通しです。今回の選挙では1票の格差を小さくするため、小選挙区の区割りが見直されました。

 宮城県では前回2021年の衆院選は1区から6区までありましたが、今回からは5つの選挙区となりました。

 仙台市太白区は前回の選挙で宮城1区と宮城3区に分かれていましたが、今回の選挙からは太白区全域が宮城1区となりました。

 大きく見直されたのが県の北側です。新しい4区には、旧4区だった塩釜市や富谷市などに旧5区だった石巻市や女川町などが加わりました。

 新しい5区には、旧5区だった南三陸町や涌谷町などに加え、旧4区の加美町や色麻町、
旧6区だった栗原市や登米市などが加わり、非常に大きな選挙区となりました。

 このうち大崎市は、これまで地区によって宮城5区と宮城6区に分かれていましたが、今回の選挙からは大崎市全域が宮城5区となりました。

 宮城県選挙管理委員会は、新しい区割りについてちらしの配布などを通じて周知していくとしています。