情報通信技術を活用しスマート農業を進めようと、宮城県の加美農業高校と国の研究機構が協定を結びました。

 加美農業と情報通信技術を研究する国立研究開発法人情報通信研究機構がっ締結した協定では、研究機構が農業分野で情報通信技術の利活用や課題についてサポートします。

 農業高校と研究機構が協定を結ぶのは全国で初めてです。

 加美農業は、2020年から農業施設に遠隔操作のカメラを設置するなど情報通信技術を使った取り組みを行なっていて、6月には牛舎にカメラを設置し牛の状態を24時間映像で確認できるようにしました。これにより、省力化につながったということです。

 生徒「先生や生徒がいない時もカメラで録画して様子を見ることができるので、良かったと思っています」「分娩するにはどのような道具が必要かなど、実習で録画を見て知ることができると思います」

 加美農業では今後、こうした技術を豚の豚舎にも設置し授業に活用することにしています。