訪問して確認せずに済む水道メーターなど、水道事業に関する最新の技術を集めた展示会が仙台市宮城野区で開催されました。
宮城県が初めて主催した展示会には、水道事業に関連がある20社が最新技術を持ち寄り、宮城県内外から自治体の担当者らが参加しました。
展示された最新の水道メーターは、使用した水の量を超音波で正確に測定するほか、通信機能も備えていて人が足を運んで検針する必要がありません。
更に水道管の漏水を検知すると赤く点灯したり、パソコン上に表示を出したりすることで知らせてくれます。
高密度ポリエチレンという素材でできた水道管は、金属製の水道管に比べるとさびに強くて長持ちし、軽くて工事もしやすいことが特徴です。
展示会では、参加した自治体と企業が個別に相談するブースも設けられました。
自治体担当者「導入できるかはまだ分からないですけども、今までの業務の改善だったりとかが検討できるのかなと思いました」「人手不足はついてくるものですので、AIなどを活用して業務の短縮に生かせたらと思っています」