仙台市の城跡で発掘された陶器や木簡など、貴重な文化財を集めた展示会がせんだいメディアテークで開催されています。
せんだい秋の城まつりは、伊達政宗が築いた仙台城や若林城など6カ所の城跡から発掘された出土品187点が展示されています。 仙台城大手門の展示コーナーには、原寸大写真のほか仙台空襲の焼け跡から見つかった金具や、発掘調査で見つかった屋根の瓦が紹介されています。
来場者「良い機会なので勉強しに参りました。貴重な普段見られない物を拝見しているのでとてもうれしい気分です」
来場者が出土品を手に取って触ることができるほか、伊達家の家紋をモチーフにしたキーホルダーを作る体験型のコーナもあり訪れた人が楽しんでいました。
仙台市教育委員会文化財課鈴木隆係長「お城の魅力を通じて仙台の歴史、文化財について皆さんに親しんでいただきたい。今回、本当に一級品の出土品を集めておりますので是非堪能していただきたいと思います」
展示会は24日まで開催され、期間中は田植え踊りなどのステージイベントも行われます。