震災で被災した人たちが多く移り住む宮城・名取市の閖上地区で、子どもたちによるサンタパレードが行われました。
この催しは、閖上西町内会が住民同士の交流を深めようと、4年前から毎年開いているものです。
8日は、サンタクロースに扮した子どもたちなど約120人が、災害公営住宅などを練り歩きました。
また子どもたちは住宅を訪れ、住民に雪だるまの形をしたパンをプレゼントしていました。
【パレードに参加した女の子】
「ありがとうって言ってもらえて嬉しかった。サンタさんの格好をして、みんなで歩くのが楽しかった」
【地区の住民】
「かわいい子どもたちがいっぱい来てもらえてありがたい。子どもたち見てると気持ちが落ち着くよね」
地区は、子どもたちの元気な声に包まれていました。