災害時に対応する、地域の自主防災組織のリーダーを育てる研修会が、宮城・大和町で開かれました。

 この研修会は、自主防災組織が災害時に高齢者や障害者をどう支援できるか考えようと宮城県などが開いたものです。

 8日は、防災士会の担当者が大和町の自主防災組織のメンバーらに、「住民同士の繋がりを持つ事が地域の防災力を高める」と説明した他、「避難する気持ちがない人を助けるのは難しいので、日ごろから高齢者などに避難する意識を持ってもらうことが大切」などと訴えました。

【参加者】

「弱者と言われる人たちに対してどういった手伝いが出来るのかという視点で考えてみると、この研修会は大変役に立つと思います」

 宮城県では、今後もこうした研修会を開いていくことにしています。