国会議員に毎月100万円支給される「旧文通費」について、与野党は1年ごとに使い道を公開するように義務付けることで大筋合意しました。

 調査研究広報滞在費(旧文通費)の改革を巡り、自民党は1年ごとに領収書の写しを添付した報告書を提出し、使い道を公開することや残金の国庫返還を義務付ける改正案を野党側に提示しました。

 ただ、使い道の範囲や返還方法などの詳細については明記しておらず、今後、検討することになります。

 衆議院側は当初、来年7月1日に施行とする方針でしたが、参議院選挙の日程と重なるため1カ月遅らせて来年8月1日から施行するとしました。

 改正案は今の国会で可決・成立する見込みです。