取材中に突然、現れた動物。その正体は。

 朝日が昇り始める時間帯にトコトコと犬ではなく、モフモフの太い尻尾。この動物は…。

北海道立生成研究所 元職員 浦口宏二氏 「ホンドギツネ」

 撮影されたのは鹿児島県伊佐市。キツネといえば北海道にいる全身モフモフのキタキツネのイメージがありますが…。

北海道立生成研究所 元職員 浦口宏二氏 「北海道はキタキツネというロシアにいる同じグループのキツネ。本州、四国、九州には韓国とかと同じグループのホンドギツネがいる」

 福岡県糸島市でもキツネが。犬のように見えますが、モフモフの尻尾。これもホンドギツネです。

 現れた時間は午前1時すぎでした。ホンドギツネに遭遇するのは難しいのでしょうか。

北海道立生成研究所 元職員 浦口宏二氏 「夜行性が強くて警戒心がキタキツネに比べると強い。人前にはそう簡単には姿を現さない」

 鹿児島で撮影されたホンドギツネはカメラマンに気付き、走り去っていきました。