東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格が7カ月連続で1億円を超えました。

 不動産経済研究所によりますと、11月に発売された東京23区の新築マンションの平均価格は1億889万円でした。1億円を超えるのは7カ月連続です。

 ただ、1年前(1億2800万円超)からは15%下落しました。

 3億円を超える物件が去年は78戸売り出されたことに対し、今年は10戸にとどまったことが平均価格を押し下げたということです。

 不動産経済研究所は、来年は品川区や豊島区などで大型の再開発があるほか、工事が遅れていた高額物件の供給が増えることから、再び価格が上昇する可能性が高いとみています。