宮城県登米市の迫体育館に勤務する30代女性職員が、現金約980万円を横領したとして懲戒解雇処分を受けました。
20日付で懲戒解雇処分を受けたのは、迫体育館の指定管理者である文化・スポーツクラブはさまに勤務する30代女性職員です。
クラブによりますと女性職員は指定管理の会計を1人で担当していて、2021年度から2024年度にかけて、コピー機のリース代などの名目で毎月複数回にわたり現金合計978万円余りを口座から引き出していたということです。女性職員が11月19日に佐沼警察署に出頭して発覚しました。
クラブの聞き取りに対し女性職員は、謝罪したうえで「旅行や趣味に使った」などと話しているということです。
現金は全額返済されていて、クラブは市と協議したうえで被害届は出さないとしています。
警察は、業務上横領の疑いで捜査を進めています。