海外からの旅行客が増える年末年始を前に、仙台空港で輸入が禁止されている肉製品の持ち込み防止を呼び掛けるキャンペーンが行われました。

 近年、韓国や中国などアジアをはじめとした世界各国で、口蹄疫やアフリカ豚熱など家畜の伝染病が発生しています。

 このため、農林水産省の動物検疫所などが仙台空港でも海外旅行客が増える年末年始を前に、肉製品を日本に持ち込まないよう呼び掛けました。

 日本では、許可を得ていない肉製品は加工品を含め持ち込みが禁止されていて、2023年は全国の空港などで約15万2000件の肉製品が没収されたということです。