自民党の宮城県議と仙台市議がそれぞれ代表を務める政治団体が、寄付金などを政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かりました。3人は「市議選や県議選の期間中で失念していた」などと話しています。
不記載が分かったのは、自民党の外崎浩子県議と橋本啓一仙台市議会議長、野田譲仙台市議の3人です。
3人は、それぞれが代表を務める政治団体が2023年に自民党宮城県第二選挙区支部から寄付金や交付金としてそれぞれ20万円を受け取っていましたが、政治資金収支報告書に記載していませんでした。
橋本啓一仙台市議会議長「議長という職でリーダーシップを発揮していかなければならない私自身が、このような形できちんとした報告がなされなかったということがまさに私の不徳の致すところ」
野田譲仙台市議「今後こういうことが起こらないように、入る出るしっかりと報告をこれからさせていただきたいと思います」
外崎県議は「処理を失念していた」とコメントしています。
3人は、既に県選管に訂正を届け出たということです。