観光シーズンの年末にタイの首都バンコクにあるホテルで複数人が死傷した火事で、病院に搬送された日本人1人の死亡が確認されました。

 現地警察などによりますと、先月29日、バンコクにある6階建てのホテルが燃える火事がありました。

 ホテルは外国人観光客に人気のカオサン通りの近くにあり、当初、ブラジル人ら3人の死亡が確認されました。

 日本人2人が病院に搬送されましたが、現地の日本大使館によりますと、その後、1人が死亡したということです。

 年末年始のこの時期、タイには海外から多くの観光客が訪れています。

 現地メディアによりますと、この火事を受けて、タイ政府は全国のホテルや観光地の安全点検を強化するよう指示したということです。