北朝鮮は6日、新型の極超音速ミサイルの発射実験に成功したと北朝鮮のメディアが報じました。

　7日付の朝鮮労働党の機関紙は、6日、新たな素材や制御システムが導入された新型の極超音速中長距離弾道ミサイルの試射を行ったと報じました。

　ミサイルは音速の12倍の速度に達し、1500キロ先の公海上の目標水域に着弾したとして試射に成功したと主張しています。

　金正恩総書記は、極超音速ミサイルが「太平洋地域の敵たちを牽制（けんせい）することになるだろう」と述べたということです。

　一方、韓国軍関係者は北朝鮮が近く、ICBM＝大陸間弾道ミサイルを含むミサイルの追加発射を行う兆候が確認されていると指摘しています。