正月飾りをたき上げ1年の無病息災と家内安全を願うどんと祭が、宮城県石巻市の神社で一足早く催されました。

 石巻地域では正月気分を早く断ち切り商売に専念しようと、通常よりも1週間早くどんと祭を行っています。

 このうち住吉町の大島神社では、50年以上前からこの時期にどんと祭が行われています。

 神事では、住民らが持ち込んだ正月飾りなどに氏子によって火がつけられました。

 この神火にあたると1年を無病息災、家内安全に過ごせると言われています。

 参加した住民らは、神火に向かって手を合わせてそれぞれの祈りを捧げていました。

 「みんなの健康とか、家族に良い事とかがあってほしいです」「みんな幸せに。何事もなく、また地震来ないように」

 どんと祭は、7日午後9時ごろまで行われるということです。