帝国データバンクによりますと、去年1年間のコメ農家の倒産・廃業件数は42件でした。前の年から2割増加し、年間の最多件数を更新しました。

 農協などの集荷業者と卸売業者の間で取引される2024年産のコメの相対(あいたい)取引価格は、玄米60キロあたり2万3000円を超え、前の年と比べて50%以上上昇しています。

 しかし、手元に利益が残りにくい経営環境が続き、トラクターなどの機材調達費が捻出できないことや、深刻な後継者不足がコメ農家の廃業を後押ししています。

(「グッド!モーニング」2025年1月13日放送分より)