ミャンマーの国境地帯で詐欺拠点を摘発した国境警備隊は、保護している7000人以上の外国人の送還を早く進めるため関係する国々に協力を求めました。

 保護されていたインドネシア人らが先週、送還されましたが、ミャンマーの国境地帯には今も7000人以上の外国人が残されています。

 少数民族武装勢力の「国境警備隊」は1日、警備員の数に限界があるなどとして、送還を進めないと新たな摘発は難しいと明かしました。

 そのうえで、中国など関係する国々へ「送還に向け即時の措置を取るよう強く求める」声明を出しています。

 ミャンマー側には、20人以上の日本人もいるとみられていますが、行方は分かっていません。