能登半島地震の被災地を襲った豪雨から21日で半年です。今も東京ドーム2個分の土砂が残ったままとなっていて、復旧の妨げになっています。

 国土交通省は、能登半島地震と豪雨により河川に堆積し、今後、流れ出る恐れのある不安定な土砂が東京ドーム2個分にあたる、およそ250万立方メートルに上ると推計しています。

 輪島市では現在も堆積した土砂を取り除く工事が行われていて、今年6月ごろまでの撤去を目指しています。

 石川県によりますと、能登豪雨では16人が犠牲となり、現在も輪島市などでは指定避難所や福祉避難所に94人が避難しています。