宮城県では来週以降、店頭での備蓄米の販売が始まる見込みですが、米の価格の安定につながるのか注目されています。
仙台市太白区の販売店、米工房いわいではひとめぼれが5キロで3800円前後と、令和の米騒動以来仕入れ価格は上がり続け2023年10月の2200円から約1.7倍になっています。
備蓄米の放出については、先行きの不透明さを不安視しています。
米工房いわい岩井宏太会長「今の高止まりのままなのか、それとも多少は下がるのか、ぐっと下がることはありえないけど、入荷する前には多少は分かるだろうけど、今の状況だとどのような形で来るかも分からない」
宮城県の米卸会社によりますと、備蓄米が店頭に出回り始めるのは、来週以降の見込みです。
米工房いわい岩井宏太会長「一番は値段です。どのような値段で落ち着くのかを消費者に早く伝えてあげたい。5キロ4000円では高いから、3000円台で抑えてもらわないと。今の状況は高すぎる」