宮城県の白石温麺の伝統を100年後に残したいという思いが込められています。江戸時代の武家屋敷をリノベーションした飲食店が28日にオープンします。
白石市に残る江戸時代に建てられた武家屋敷をリノベーションした、つりがね庵です。 かやぶき屋根など昔ながらの面影を残した外観で、店先は温麺が干されている様子をイメージしました。
店内は囲炉裏があり、落ち着いたたたずまいです。白石和紙を使い白石城主片倉家の旗印である釣り鐘をかたどった照明がやわらかく照らします。
つりがね庵は、白石温麺の老舗であるきちみ製麺が運営し定番の温麺に加えて、タケノコや野菜など地元の食材を使用した季節限定メニューも提供するということです。
きちみ製麺代表取締役高橋巧さん「こちらに来ていただいてファンになっていただいて継続して買っていただいて他社様の商品も食べていただいてということができれば、白石温麺の産業に寄与できると願っています」
つりがね庵は28日から営業を始めます。