ロシアとウクライナがエネルギー施設への攻撃を停止することで合意するなか、ウクライナ軍はロシア軍の戦略爆撃機の基地を攻撃したと発表しました。

 ウクライナ軍は20日、ロシア南西部にあるエンゲルス空軍基地を攻撃したと発表しました。

 基地では火災が発生したほか、弾薬庫が爆発したとしています。

 エンゲルス基地は、核兵器も搭載可能な戦略爆撃機が配備され、ウクライナの都市攻撃の拠点となっています。

 一方、イギリス国防省はウクライナ侵攻以降、ロシア軍の死傷者数が90万人と推定され、このうち死者数が20万人から25万人に上るとの分析を発表しました。

 そのうえで「プーチン大統領はロシア兵の命よりも自国の目的を優先している」と指摘しています。