全国の高校で来年4月から使用される教科書の検定が行われました。生成AIに関する記述が増えたほか、ドジャースの大谷翔平選手の活躍も英語の教科書などに取り上げられています。
今回の検定の対象となったのは2026年度から高校生が使用する教科書で、文部科学省の検定意見による修正を経て、合わせて253点が合格しました。
高校の教科書検定は、小学校や中学校の教科書と同様に4年に一度行われています。
今回、検定を受けた教科書では「生成AI」に関する記述が充実し、前回検定した際の1点から「情報」の教科書などを中心に48点に増加しました。
また「選択的夫婦別姓」や「選挙とSNS」に関する記述も見られました。
一方、著名人では小中学校の教科書と同様に日本で開幕を迎えたドジャースの大谷翔平選手が英語の教科書を中心に取り上げられています。
また、人気バンド「Mrs.GREEN APPLE」の楽曲「僕のこと」が音楽の教科書に採用されました。