仙台市太白区の八木山動物公園のサイ・カバ舎は1969年から使用が始まりました。動物の息遣いや臭いを間近に感じられる展示として親しまれてきましたが、施設の老朽化などを理由に解体が決まりました。
4月中旬の閉鎖を前に、飼育員がこれまでの歴史や思い出を解説するイベントが行われました。
12年間展示を担当した飼育員が、カバのおやつタイムなど印象に残る思い出を披露しました。
訪れた人は時折笑いながら、動物たちの姿を写真に収めていました。
「来る度におやつタイムがあるからやってましたよ。だから無くなると知り悲しかった」
サイ・カバ舎は4月中旬ごろに閉鎖され、秋ごろから解体が始まります。2028年度に新たに総合獣舎が建てられる予定です。