東南アジアのミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生し、これまでに1人が死亡し、50人がけがをしました。

 USGS(アメリカ地質調査所)によりますと、日本時間の28日午後3時30分ごろ、ミャンマー中部を震源とする規模の大きな地震がありました。

 震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。

 その数分後にも同じ地域を震源とするマグニチュード6.4の地震がありました。

 この地震でミャンマーの隣国・タイでも大きな揺れを観測しました。

 首都バンコクではビルなどの建物が大きく揺れ、道路には建物からたくさんの人たちが避難していました。

 また、バンコク郊外にある建設中の建物が倒壊し、タイ当局によりますと、1人が死亡、50人がけがをして病院へ運ばれました。

 現在も1人ががれきの中に閉じ込められているということです。

 気象庁によりますと、この地震による津波の心配はないということです。