陸上自衛隊仙台駐屯地に所属する30代隊員が、元部下に対し酒気帯び運転をそそのかした上、わいせつな行為を行ったとして、停職9カ月の懲戒処分を受けました。
31日付で停職9カ月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊仙台駐屯地の東北方面総監部に所属する3等陸佐(39)です。
3等陸佐は2024年4月、茨城県土浦市で元部下の隊員らと酒を飲んだあと、このうち1人に対し酒気帯び運転をそそのかしました。
その後、土浦市の宿泊施設で別の元部下に対して、胸を触るなどのわいせつな行為をしました。
3等陸佐は「酩酊していて当時の記憶がない」としている一方、行為については認めているということです。
東北方面総監は「今後このような事案が起きないよう、隊員に対する指導を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。