能登半島地震の記憶を後世につなぐ「語り部列車」の運行が始まりました。

 全線で運転が再開してからちょうど1年となる「のと鉄道」は、個人で利用する乗客に震災の教訓を伝える「語り部列車」の運行を始めました。

 語り部は、被災した「のと鉄道」の社員です。

語り部 宮下左文さん 「もし私どもがこの山間の中を走っていたら、今ここにはいないかもしれません」

 列車は6日から5月11日までと、夏の間の土日祝日のみ一日3往復します。

 乗車には予約が必要だということです。