高速道路のETCで起きたシステム障害。7日、およそ38時間ぶりに再開しましたが、料金は後日精算という方針に、利用者からは疑問の声も上がっています。

■「事後精算」にドライバー困惑 

 6日、ネクスコ中日本が管轄する1都7県の17路線、106カ所で発生したETCのシステム障害。7日午後2時ごろ、問題が解消し、すべてのETCゲートが通常の状態に戻りました。

 当初、障害の原因は深夜割引の見直しに伴う作業とみられていましたが、7日にこれとは無関係だったことが明らかになり、詳しい原因は不明のままです。

 復旧する前に高速道路を利用した人からは…。

高速道路利用者 「この後、支払いどうなるんだろうっていうのは一番気になりましたね」

高速道路利用者 「(料金所で)止まることもなかったので、逆にどうしたらいいのかというのは聞きたい」

 ネクスコ中日本は料金の支払いについて、ホームページの専用フォームで行うか振込用紙を使って後日精算するよう求めています。利用区間や日時、ETCカード番号、車種や車名・色などを入力して精算することになります。

 SNSでは疑問の声も上がっています。

SNSから 「この状況で料金取るの?システム障害中くらい無料にして良くない?」 「なぜ利用者が申告?手間とか通信料とかかかりますが自腹?」                                 

 ネクスコ中日本は、手続きについて、当初「2日以内」としていましたが、期限は設けず振込手数料は負担すると発表しました。

(「グッド!モーニング」2025年4月8日放送分より)