アメリカのトランプ大統領が中国からの輸入関税を125%に引き上げたことを受けて、ニューヨークにあるチャイナタウンでは動揺が広がっています。

 チャイナタウンは中国からの安価な輸入品で営業する飲食店などが多く、インフレ状態のアメリカでも比較的物価が安いため、観光客にも人気です。

 こちらの雑貨店は扱う商品の95%が中国製だと言います。

雑貨店 店主 ジーナ・マーさん 「チャイナタウンのビジネスは関税で落ち込むでしょう。だから商品を入荷するのが怖いです。実際に輸入するのをしばらくストップしています」

雑貨店の客 「チャイナタウンが好きです。なんでもそろうし食べ物もおいしい。でも関税のせいで経営が苦しくなるのを見ているのはつらいですね」