10日の日経平均株価は9日から一転して大きく上昇し、午後には一時、2900円以上値上がりしました。終値は9日より2894円高い3万4609円となり、史上2番目の上げ幅を記録しました。

 10日の日経平均株価は取引開始直後から大幅に上昇し、ほぼ全面高の展開となりました。

 午後も買いが先行する流れは変わらず、上げ幅をさらに拡大しました。

 一時、2900円以上値上がりしました。

 トランプ大統領が「相互関税」の一部について、90日間、一時停止すると発表したことを受け、前日のニューヨーク市場でダウ平均株価が過去最大の上げ幅を記録するなど、主要な株価指数がそろって急上昇したほか、9日に比べて円安が進んだことも要因です。