大阪府教育委員会は25日、校則違反をした女子生徒に体罰を行ったとして、府立高校の男性教師(58)を減給3カ月の処分としました。

 男性教師は1月、生徒指導をしていた際に、女子生徒が制服の下にジャージを重ね履きする、いわゆる「はにわルック」で歩いている姿を見つけました。

 すると、男性教師は女子生徒の髪を引っ張った状態で教室に引き入れ、こう話したといいます。

大阪府立高校 男性教師 「何回言わせるんや。ジャージを脱ぎなさい」

 男性教師は、他の生徒から「先生やめて」「暴力はあかん」などと制止されましたが行為をやめず、女子生徒は頭から出血するけがを負いました。

大阪府立高校 男性教師 「これまでも何度か注意していたが、言葉だけでは通じないので、髪をつかむことで動かないようにしてジャージを脱がせようと思った」

 この府立高校では「制服を正しく着る」「だらしのない身なりは慎むこと」といった校則があるということです。

(「グッド!モーニング」2025年4月27日放送分より)