宮城県は感染性胃腸炎の患者が増加していることから、引き続き県内全域に警報を出して注意を呼び掛けています。

 県は3日、1月24日から30日までの1週間、栗原保健所管内で一医療機関当たりの感染性胃腸炎の患者が28.5人と、基準値の20人を超えたと発表しました。

 県は、先週の発表で石巻保健所管内で基準値を超えたため、1月28日に感染性胃腸炎警報を発表し、注意を呼び掛けています。

 具体的な対策としては、アルコール消毒では不十分なことから、せっけんを使ってよく手を洗うことや、食品は、中心部の温度が85度から90度で90秒以上加熱することなどを挙げています。