宮城県が掲げる仙台医療圏の4つの病院を再編する構想について、村井知事は仙台市が3月末に出した意見書に対し、回答するつもりはないとの考えを示しました。
これは県が進める仙台医療圏の4つの病院を再編する計画に対し、仙台市が3月末に提出した「県の見解には疑問がある」などとした意見書について村井知事が答えたものです。
村井知事「既に県の持ち得る情報から、データから説明できることは全部説明したので、改めて仙台市に対して、富谷市に対して名取市に対して、何かを説明するということは今のところ考えておりません」
村井知事はこのように話したうえで、病院同士の基本合意の内容のうち、情報が公にできるものは2022年度の早い時期に公開をする意向を示しました。
また、再編の妥当性についてこれまでの主張を繰り返しました。
村井知事「選挙の時に名取、富谷でとお話をさせていただきました。選挙公約ですから、選挙の時の一番の争点、相手の方は絶対に反対だと言われて、私はそうしたいと言っていますので、私は県民に対して約束したことですから」