宮城県内の7つの酒蔵が力を合わせて造る日本酒、DATE SEVENの2022年の新酒が発表されました。

 8年目の今回からは、2つの酒蔵をリーダーとする2種類の酒が販売されます。

 普段はライバルの県内7つの酒蔵がタッグを組み、精米や搾りなどの工程を分担して造るDATE SEVENは2015年に始まり、毎年発売とともに完売する人気となっています。

 2022年からはリーダーとなる酒蔵を2つに増やし、同じ原料米から個性の異なる2つの商品を販売します。

 さっぱりした味が特徴の浦霞スタイルと、芳醇な酸味が特徴の黄金澤スタイルの2種類の純米大吟醸が造られました。

 川敬商店川名由倫蔵元「それぞれの蔵の協力があったからこそできたお酒になったと思います」

 株式会社佐浦佐浦弘一社長「高品質な宮城のお酒を表現した。味わいの違いを楽しんでいただきたい」

 また、今回からアジアを中心とした海外展開にも挑み、ボトルには、海外でも人気の高い尾形光琳の「紅白梅図屏風」をモチーフとした、天の川にタチバナと塩釜桜(が描かれています。

 販売開始はDATE SEVENにちなみ7月7日で、県内の酒店や百貨店などのほか、韓国や台湾でも販売されます。