安倍元総理が演説中に銃撃され亡くなったことを受け、村井宮城県知事はその死を悼み「志を受け継いで仕事をしていきたい」と述べました。
村井知事「考えられないようなことであります。本当に残念でなりません」
村井知事は11日の定例会見で、安倍元総理に哀悼の意を表すとともに、思い出に残っている出来事として、国内で37年ぶりとなった医学部新設を支援してもらった時のエピソードを明かしました。
村井知事「総裁のお部屋で医学部のことをお願いしたら『分かったと、やってみよう』と言っていただいて、そこから大きく動き出したんです。安倍さんが総理でなければ医学部の新設はできなかったと私は思っております」
また、自身が初当選を果たした2005年の県知事選挙で、自民党の幹事長代理だった安倍元総理が応援に駆け付けてくれたことを振り返り「個人的にもお世話になった」と感謝の言葉を述べました。
村井知事「第一声でマイクを持ってくださいました。先日お会いした時にその選挙のことをよく覚えておられて『あの時の選挙は大変だったよな』とお話をしていただいた。安倍元総理の志を受け継いで、政治家の一人としてしっかり仕事をして、この国この宮城をより良いものにしていきたいと思います」