10日に投開票された参議院議員選挙で、宮城選挙区では今回から自民党に移った桜井充氏が5回目の当選を果たしました。

 参院選宮城選挙区では自民党の現職、桜井充氏(66)が47万票余りを獲得し、次点の立憲民主党の新人、小畑仁子氏(44)に約20万票差をつけ5回目の当選を果たしました。

 桜井充氏「私を自民入りに導いてくださった安倍総理の御恩に報いられるように全力で頑張って参りますので、皆様のご指導賜りますよう心からお願い申し上げます。本当に皆さんどうもありがとうございました」

 一夜明けた11日、桜井さんは仙台市宮城野区の選挙事務所で報道各社の取材に応じ、当選の思いを語りました。

 桜井充氏「ほっとしている気持ちが一番ですね。多くの皆さんからおめでとうのメールが一杯来まして。本当に良かったなと。返信打つだけで2時くらいまでかかりました」

 そして、国会では早速物価高対策に着手したいと抱負を語りました。

 桜井充氏「建設業会、農協、いろんな団体の方が困っていらっしゃいるし、低所得者層を中心に物価高が影響していますから、補正予算の予備費を有効活用していく」

 投票率は48.80%と、前回2019年の参院選の51.17%を2.37ポイント下回りました。