下水中のウイルス量からコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週の仙台市で過去最多を更新する結果が示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水から検出される新型コロナウイルスの濃度や過去の感染状況を分析して、感染者数を予測しています。
先週は、3923人の予測に対して実際の感染者数は大幅に上回る6861人と過去最多となりました。
今週は先週の実測値の1.3倍となる9071人と、過去最多を更新すると予測されています。
佐野教授は、これまでにないスピードで感染が広がっていて正確な数値を出すことが難しく「1万人を超える可能性もある」としています。