仙台育英優勝のお祝いムードが続いています。仙台市では、店長の興奮が冷めやらず優勝セールを延長したスーパーもあります。
店長が大の野球ファンという若林区のスーパー、生鮮館むらぬしの店内は、仙台育英の甲子園優勝を祝う貼り紙が至るところに貼られています。
生鮮館むらぬし村主芳治店長「社員一同みんな大興奮して、これは何か宮城に思い出になることをみんなでやらないといけないってなって、すぐみんなで(お祝いの仕方を)考えて始めました」
23日から優勝セールを行っていて、ナンバーワンにちなんでダイコン、長ネギ、キャベツなど一部の野菜は111円で販売、更に3000円ほどのシャインマスカットも1111円と破格の値段です。
赤字が確実なセールで、当初は24日までの予定でしたが、興奮冷めやらぬ店長が急きょ、25日も行うことを決めました。
生鮮館むらぬし村主芳治店長「24日も録画した決勝戦をまた見てしまって、また興奮してしまって、なにやらいつまでも優勝セールが続いている感じです」
そして、高校生が通学などに使用する自転車を買いに訪れる仙台市青葉区のハヤサカサイクルでも、仙台育英の甲子園優勝を祝い新たなキャンペーンを始めました。
ハヤサカサイクル仙台中央店千葉勇太さん「健闘をたたえるといいますか、お店としてキャンペーンとして取り組んでいる状態でございます」
自転車を購入した人には、盗難防止に使うワイヤーロックを無料でプレゼントしたり、ヘルメットやスポーツウエアなど一部の商品を5%引きで販売したりしています。
担当者は「感動をもらった。引き続き頑張っている高校生を応援していきたい」と話していました。