宮城県で4日、新たに1492人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分668人、県発表分824人です。このうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は198人でした。

 年代別の感染者は、10歳未満254人、10代206人、20代184人、30代215人、40代248人、50代149人、60代100人、70代56人、80代55人、90歳以上25人です。

 宮城県の日曜日の感染者は、7月17日875人、24日2017人、31日2792人、8月7日248人、14日2417人、21日3255人、28日2209人と推移していて、前週より717人少なくなりました。

 また50代男性、70代男性、80代女性、90代男性各1人と、90代女性2人のあわせて6人の死亡が確認されました。県内の死者は累計で321人になりました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は、重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。大崎市23人、多賀城市15人、石巻市・柴田町各13人、登米市12人、栗原市10人、岩沼市・角田市・気仙沼市・名取市各8人、富谷市6人、白石市・蔵王町各5人、塩釜市・亘理町・加美町各4人、東松島市・涌谷町・利府町各3人、川崎町・七ヶ浜町・丸森町・大河原町・大和町各2人、大郷町・美里町・七ヶ宿町・色麻町各1人です。仙台市は発表していません。

 大崎市の高齢者施設で34人、白石市の高齢者施設で8人の感染が確認され、クラスターと認定されました。

 4日午前10時時点の確保病床の使用率は、宮城県全体で51.6%(299/579床)、重症病床21.8%(12/55床)、仙台医療圏に限ると47.5%(189/398床)、重症病床は20.0%(8/40床)となっています。

 宮城県が発表している4日現在のPCR検査等の実施状況は31日3623件(陽性2085)、9月1日3333件(陽性1987)、2日1338件(陽性1502)、コールセンターへの相談件数は8月31日989件、9月1日815件、2日816件となっています。