宮城県の全数把握見直しについてです。
これまで陽性が判明した全員の住所・氏名・年齢など細かな情報を医療機関が発生届として保健所に報告してきました。
宮城県では2日から、発生届の対象者と対象外の人に分かれます。
発生届の対象となるのは、1.65歳以上、2.入院を要する人、3.重症化リスクがある人、4.妊婦、です。
該当する人は、今までと変わりありません。保健所が窓口になって、入院やホテル療養など療養先が決められ、食料など生活支援品が配送され健康観察が行われます。療養解除の時期も連絡が来ます。
大きく変わるのは65歳未満で1.から4.に該当しない人たちです。
このような人たちは、2日に県が立ち上げた専用のホームページにアクセスし、自分で陽性となったことを登録する必要があります。生活支援品や宿泊療養施設への申し込みも、自分で専用のホームページから行う必要があります。
症状が悪化した場合は、新たに設けられた医師が常駐する陽性者サポートセンターが相談に対応するということです。
登録しないとこれらの支援や体調が変化した際の公費での医療が受けられません。