宮城県のインフルエンザの患者数は前の週に比べわずかに減少したものの、仙南や大崎などでは増えていて流行期が続いています。

 宮城県95の医療機関で15日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は158人で、前の週より13人減りました。

 しかし、1医療機関当たりの患者数は県全体で1.66人と、流行の目安となる1人を超えていて流行期が続いています。

 保健所別の1医療機関当たりの患者数は、仙南が5.57人と最も多く前の週の1.4倍、このほか大崎が1.45人、気仙沼が0.75人とそれぞれ前の週より増加しています。

 県は、うがいや手洗いなど基本的な対策の徹底を呼びかけています。