トルコ南部で発生した大地震の死者は、トルコとシリアを合わせ4万3000人を超えました。宮城県石巻市のモスクでは、被災者を支援しようと礼拝に訪れた人たちが募金を行いました。

 石巻市のモスクでは、毎週金曜日にイスラム教徒が礼拝を行っています。

 17日は石巻市などで暮らす約20人が祈りを捧げました。

 礼拝が終わると地震の被災者を支援するため募金が呼び掛けられ、集まった人たちがそれぞれの思いを込めてお金を募金箱に入れていました。

 「(地震の被害を聞いて)悲しいです。食べ物です。食べ物と毛布と寒いから」

 集められた募金は、イスラム教徒のコミュニティーを通じ現地へと送られます。

 石巻イスラム文化センターソヨド・アブドゥル・ファッタ代表「ニュースでも見てるので、やっぱり悲しいのはかなり悲しい。水もかなり大変と思います。そこでそのお金は使ってもらえればありがたい。いくらかでも協力になれば。そんなに(多くは)ないけどもそれでもいいんですよ、気持ちだから」