宮城県一の大麦の産地である石巻市で、品質検査が始まりました。天候に恵まれ生育は順調で、品質も良いということです。
JAいしのまき桃生神取倉庫にはホワイトファイバーという品種の大麦約74トンが運び込まれ、JAの検査員が目視や専用の機械を使って形や大きさや水分量などを検査しました。
天候に恵まれたことから生育が順調に進み、例年より1週間ほど早い6日から収穫が始まりました。検査の結果、規格外は無く出来は良いということです。
JAいしのまき米穀課佐藤友課長「播種の10月から天候に恵まれて冬も暖かく雪も少なかったので、量については随分取れるのかなと安心はしております」
収穫量は前年を200トン上回る1900トンを見込んでいて、麦茶の原料などとして出荷されるということです。