宮城県栗原市の小学校で、侵入してきた軽トラックに児童4人がはねられけがをした事件を受け、名取市の小中学校で車で侵入しようとする不審者を想定した訓練が行われました。

 訓練には閖上小中学校の児童生徒や職員など約500人が参加し、不審者の運転する車が学校の敷地内に侵入しようとするという想定で行われました。

 学校の職員は閉じられている校門越しに不審者に対応し、敷地内に入らずに退去するよう求めました。

 その後の不審者の侵入を想定した訓練では職員がさすまたを持って対応し、その間に児童と生徒は別の部屋に避難し安全を確保する手順を確認しました。

 閖上小中学校紙谷ゆたか校長「今回の訓練を通して反省を出しながら、それぞれの職員がやるべきことをしっかりと確認していきたいなと思います」

 学校では栗原市の事件を受けて、敷地内への不必要な進入路が無いか確認したほか、昇降口の施錠を改めて徹底しているということです。