宮城県大和町の町制施行70周年を記念して、映画「殿、利息でござる」の原作者、磯田道史さんを講師に招いたトークイベントが開催されました。
20日に大和町で開催された記念講演には、70年の節目を祝おうと多くの町民が集まりました。
講師を務めたのは、歴史学者の磯田道史さんです。磯田さんは、江戸時代の大和町吉岡宿を舞台とした映画「殿、利息でござる」の原作者です。
磯田さんは、町人が仙台藩に金を貸して利息を取ったという映画のストーリーをユーモアを交えながら紹介していました。
磯田道史さん「お金持ちが何人か集まって3億円くらいためて、その利回りで町中の人に福祉のお金を配り始めるなんて今だってあり得る話じゃない」
映画の裏話にも触れ、羽生結弦さんの出演が決まった状況を説明し、会場を盛り上げていました。
磯田道史さん「羽生結弦さんの出演が決まった時は驚きました。殿様を誰がするのだろうと漠然と思っていてサンドウィッチマンの伊達さんかなという人もいたし」