岩出山伊達家に伝わる甲冑や槍などを集めた企画展が、宮城県大崎市の旧有備館で開催されています。
江戸時代の学問所、旧有備館で23日から始まった企画展は、当時の武士が習得に励んだ弓術や剣術などの武芸六芸を紹介していて、甲冑や槍など50点余りが展示されています。六芸について詳しく描かれた図や書物も並んでいます。
大崎市教育委員会文化財課大久保弥生主査「甲冑のほか武士たちが習得しなければならない6つの武芸のうち、4つを取り上げました。展示資料からは、岩出山地域の武士が習得に一生懸命に取り組んでいたことが伺えます。新たに学ぶ事へのきっかけになれば幸いと思っています」
企画展は6月22日まで開催されていて、5月5日には甲冑の試着体験も予定されています。