ＪＡ仙台など宮城県４つの農協が、２０２５年の合併を目指して合併の推進協議会を立ち上げました。

　合併を目指しているのは、ＪＡ仙台・ＪＡ岩沼市・ＪＡ名取岩沼・ＪＡみやぎ亘理の仙台周辺にある４つのＪＡです。

　４つのＪＡの代表者らが集まり、合併推進協議会の設立総会を開きました。

　正組合員の減少や高齢化が進む中、４つのＪＡが合併することにより経営の効率化などを推し進めたい考えです。

　合併後の新たなＪＡは、准組合員も含めた組合員数が約４万９０００人、貯金残高が約４５００億円となり宮城県トップの規模になります。

　ＪＡ仙台藤澤和明代表理事組合長「４ＪＡで少しでも農産物を（仙台の）１００万都市に向けて、これから流通構造も含めて対応していこうということでこういった形になった」

　合併推進協議会は今後、事業計画などを話し合い、２０２５年４月に新しいＪＡの発足を目指しています。