宮城県で2022年に最も人身事故が多かった交差点は、仙台市太白区の鹿又交差点だったことが分かりました。8年連続でワーストだった、仙台市若林区の六丁目交差点は2位となりました。

 損保各社で作る日本損害保険協会は、交通事故の防止を目的に毎年、全国の交差点の事故件数を調べそれぞれの自治体の上位5つを危ない交差点として発表しています。

 2022年1年間で宮城県で最も人身事故が多かったのは、仙台市太白区郡山の鹿又交差点で10件でした。

 中津川夏帆記者「宮城県で事故件数が最も多かった鹿又交差点です。交通量が多いです」

 国道4号に交わり交通量が多い上、アルファベットのXの形に交差していることなどから、右折する車と直進する車の衝突事故が最も多く5件発生しています。

 また、2021年まで8年連続でワーストだった若林区大和町の六丁目交差点は2位となりました。ただし事故の件数は減っておらず2021年と同じ9件です。

 片側10車線の大型交差点で、車が左折する時に安全確認が不十分になり、横断歩道を渡る自転車と衝突するケースがあったということです。

 今回発表された、宮城県で人身事故が多い交差点のワースト5です。3位は仙台市太白区の根岸交差点、4位は仙台市青葉区の東五番丁青葉通交差点、仙台市泉区の将監トンネル北交差点などとなっています。